浜辺でジャンプ

対策として

対策として

もちろん単純に住宅だけが原因ではない

シックハウス症候群とは新築を始めとした室内で突如として、幅広い症状を発症することになってしまう病気だが、何も化学物質やダニなどがすべての原因というわけではない。本人のメンタルバランスが不安定で免疫力が低下していたり、バランスの取れた食事や安定した睡眠時間、そして室外における大気・水質汚染といったことすべてから影響されていると認識しなければならない。化学物質やダニなどに伴っているなら良いとしても、人間の免疫機能はとても優秀である程度の病気なら完治することも夢ではないからだ。難しいものもあるが、本人のライフスタイルがそれまでの悪習を改善して、理想的な健康生活を過ごすことで、不調だった体が突然元気になったというケースはいくらでもある。その免疫力は人間の、特に精神的なバランスで左右されるところがある。日々募らせているストレスによって自分の嫌なことばかり連続していると、必然精神的な安定は望む事は出来ない。休日になってもストレスで悩まされては、もはや何のための休日なのかさえその意味を見出せなくなる。

シックハウス症候群は確かに危険な病気となっているが、すべての原因は住宅にあるとは一概には言えないのでそこは認識しておいて貰いたい。ただやはり割合としては、普段の生活拠点となっている自宅がやはり多いのは否定できないので、症状が出た場合にはどうしたらいいのか、また具体的にどんなことをして対策を練っていけばいいのか考察していこう。


シックハウス症候群の疑いが出てきたら

シックハウス症候群として上げられている症状を発症したと思ったらどうしたらいいのかだが、まず最初にしなければならないのはかかりつけの病院に行く事だ。まずは自分の体で今何が起こっているのか把握するためにも、医師の診断を煽って回復することに専念しなければならない。ただの風邪とは違うため、独自判断で行動するのだけは控えた方が良い。どこに行くべきかというのは症状に応じて、内科やアレルギー科などにかかりつけになろう。

医師の診断でシックハウス症候群だと認識されたから引っ越すしかない、という風には誰も中々思わないはずだ。それが新築物件を購入した人なら尚のこと、これから先ローンの支払いに追われることになるというのに、そんな悠長な事をしていられるかといった声が聞こえてきそうだ。出来るならそのまま住みたいと考えている人を基本として考察すると、具体的な対策として何をすればいいのかが気になるところ。それが次の対策である『室内の換気を定期的に行う』ということになる。

積極的換気権の行使

症候群になったらとにもかくにも、しなければいけない事は換気の一言だ。寒いや熱いなどといったことでしないのではなく、自分達の命と窓を開けないという二つを天秤に掛ければ一目瞭然、窓を空けた方が良いに決まっている。ところが窓を開けていればそれで良いというわけではなく、もちろんコツがある。ポイントとしては『風の流れ道を形成する』に注目して、換気をすることでシックハウス症候群の症状を少しでも抑えることが出来る。手段としては下記のようになっている。

  • 1:2箇所以上の窓、もしくは扉を開けて風の流れを循環的に行えるようにする
  • 2:サッシ・ドアに換気用の小窓、また壁に換気口が付いているならなるべく開放しておく
  • 3:マンションなどの集合住宅での生活をしている場合、窓が一面しかない場合にはキッチンや浴室の換気扇を利用する
  • 4:風の循環を家具などで阻害しないように、配置する

これをするだけでかなりの効果を期待することが出来る。普段から掃除をして定期的に綺麗にしておくことも大事だが、化学物質などの場合にはまた少し手段が異なる。

化学物質は出来るだけ取り除く

建材などに用いられているホルムアルデヒドといった化学物質が特にシックハウス症候群を引き起こしていると言われているが、そうした化学物質を取り除くためにまずは自宅で特に、異臭が感じられる場所を探し出す。そして見つけたらその周辺に観葉植物、もしくは化学物質を取り除くことが出来る空気清浄機を設置するといった対策を講じることで、空気汚染を軽減する。下手をしたら出費を伴うことになる方法となっているが、自分達が生きる上での障害を取り除くための投資と考えて我慢しよう。生きるか死ぬか、どちらが望ましいと聞かれたら、当然前者なので時と場合によるとしてこの時ばかりは出費を気にしている場合ではない。

健康的な生活を維持することでも防ぐことは出来る

シックハウス症候群は自分達のライフスタイルをより、推奨されている人間的な生活にすることでもより改善することが出来る。規則正しい生活をするだけで人間は大抵の体調不良とは無縁の生活を送ることが出来るが、そうもいかないにしても最低限睡眠だけはしっかりととるようにしよう。また、体内に取り込まれた化学物質に関しては軽い運動などによる汗と共に体外へ排出されるので、汗をかく事も忘れないようにする。こうしたバランスが取れてくれば自然とシックハウス症候群が原因で乱れていた自律神経も調子を取り戻していき、体の不調が信じられないほどに回復することもある。そう簡単にいかないだろうと先入観を持っている人もいないが、明確なメカニズムが把握できていないことを考えればまずは人間的な生活を送ることから始めても、何も損をすることはない。

また定期的な掃除はもちろん、自分が普段使用しているものが実は合っていないということもありえるので、どうしても改善できない場合には化学物質を含んでいるものは全て取り払ってみるなどの対策を試すことも大事だ。この化粧品を使い始めたら、この芳香剤にしたら突然、といったようにシックハウス症候群は人間の生活においてもはや切っても切り離せないものとなっている。症状が出たら化学物質の除去と換気、そして医師の診断もあるが、何よりまずは自分達のライフスタイルを根本的に見直すところから始めてみるといいだろう。