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性能について

性能について

細かなところで違いは有るが、基本的には同一の性能を持っている

無垢フローリングの材料として利用されている木材について、広葉樹と針葉樹の代表的なものを紹介したが、それぞれに特徴があるのでどれにするかは個人の好みといったところになるだろう。ただ共通している事はもちろんあって、個体差はあっても基本的に空気を多く含んでいるものとなっているので、断熱性や保温性が高いことが特徴となっている。冬場においてこれらがふんだんに利用されている住宅にとってはとてもありがたいところだ、ここに柔らかい木材として知られているパインなどを始めとした木材を利用すれば固くはないフローリングを選ぶことも出来る。

また無垢材の特徴としては他にも、湿気を吸収してして、乾燥している季節においては湿気を輩出する調湿作用を備えているため日本の土地柄としては非常に優れた一品となっている。夏場の茹だるような湿気にたまらないと呆れるを通り越して、嫌気が指している人にとっては湿気を少しでも吸収して調節してくれる無垢材はお得な商品だ。だがこの点で1つ問題があり、昨今の日本気候を分析すれば分かると思うが、湿気が尋常ではないほど空気中に感じられる点だ。確かに調湿作用があるのである程度まではカバーすることは出来るが、大元は水分となっているため吸い込むにしても限界がある。湿気もその時々によって湿度が変化しているため、調湿として膨張と収縮を連続して行なうことになったら、当然負荷が伴う。代表的な現われとしては、反りや割れが生じるとそろそろまずい状況になってしまっている事は、言及はしない。ただそれではさすがに多額の資金を掛けてようやく作ったのに直ぐ壊れてしまったら元も子もない、そのため調湿をする際に内部で発生している膨張と縮小における隙間や突き上げが発生しにくくする商品も生産されている。

こうした問題点もあるが、無垢材として利用されているフローリングの特徴となっている。では実際にフローリングとして利用すると色々な性能を搭載したいと考えている人もいるだろう。最近でいうなら床暖房があれば最高、と思っている人もいるかもしれない。元々保温性に富んでいる材木に、さらに床暖房を使用するとなったら確かに快適かもしれないが、使用することが出来るのかと不安に思うところなのかもしれない。そこのところも注目しながら次へ行こう。


前は難しかったが、今は利用できるものもある

床暖房についてだが、木材の特徴もあってか床暖房として利用できるかどうかについては以前までは搭載できない、もしくは難しいとまで言われていた。どうして出来ないといわれていたのかだが、その理由とし床暖房の性能によって、木材の含水率を上げてしまって、調湿作用を過剰に促してしまうという問題を抱えていたからだ。そうなると必然的に痛みは助長されてしまい、床暖房を搭載してしまったことでフローリング全面張替え工事を行わなければならなくなった、みたいな被害が出ていそうなのであまり触れないでおく。こうした問題を解消するために、最近では熱処理や特殊な乾燥処理を施すことによって、含水率を下げることで膨張と収縮による隙間と突き上げを少しでも抑えるようにする技術も開発されるようになった。ただこの加工は全ての無垢材に利用できるわけではなく、個々の木材の特性上搭載することは出来ない場合があるため、床暖房を希望しているなら早めに業者に予定している木材が搭載できるかどうか確認を取る必要がある。

当然だが、業者のいわれるままに床暖房を搭載するのも危ないだろう、中にはわざと適さない木材を使用してフローリングの痛みを早めることで、リフォーム案件を獲得しようという姑息な事を考えている輩がいないとも言えない。そうした心配をなくすためにも積極的に自分から知識を獲得することも忘れないようにしよう。

塗装か無塗装という点でも、味が出る

床暖房もそうだが、こうした無垢フローリングには塗装が施されているものと施されていないものとがある。どちらがいいのか、これもまた選ぶ本人の好みによって分かれるところだ。塗装をした方がいいのではと考えるかもしれないが、塗装をしていない状態でも十分に利用することは出来る。ただ注意したいのが傷などを防止してより長く利用出来るようにと、業者が建材に汚れや傷防止の塗装を仕上げている可能性があるので、純粋な意味で塗装が施されていないというわけではない。その塗装も過度にしているのではなく、むしろ木材の良さを余すところなく表現しているといった要素となっているので、この点についてはそこまで気にするところでもないだろう。

では逆に塗装が施されている木材の特徴としてはどうかだが、一般的には植物油を原料としている自然塗料を使用しており、表面に塗ることで質感と風合いを鮮やかに表現してくれる。欠点としては傷が付きやすいという問題を抱えることになるので、あまり家具を置かない部屋でのフローリングとして利用した方が良い。それ以外にもウレタンなどを使用した樹脂塗装の場合、木材そのものを守るために塗膜を形成して傷や汚れに強い特徴を持つことになる。メンテナンスが楽になるのだが、その反面素足で歩くと床に張り付いてベタついているような感触になってしまうので、逆にいえば素足では利用しないところでのフローリングに向いている。

年月と共に、味わい深く

無垢材を利用したフローリングはなんといっても、使用する年月が長くなればなるほどその独特な風合いを増すことだ。光沢が増してより味わい深いものとなるのも利点としてみられており、季節ごとによってその印象も異なることから色取り取りのフローリングを楽しむことができるという、毎日が違うカラーで満たされることになる。同じ家なのに毎日カラーが違う、というので虜になる人もいるかもしれない。ただそこまでにたどり着くとしたら相当な努力が必要となる。定期的なメンテナンスを始め、傷にしても極力付かない、ようにはしたいがさすがに人間活動においてそれは不可能といってもいいかもしれないが、諦めないで欲しい。

複層フローリングでは出すことの出来ない天然素材ならではの独特さ、あれをいつか自分の家で再現してみたいという人にはお勧めだ。