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無垢とは

無垢とは

天然素材に勝るものはない

複層フローリングについて話をしたが、話した内容に基づいてみれば分かるとおり自然素材を元にして人間の技術が介入することで作り出した物となっている。そうすることで傷に強い、遮音性がある、床暖房を使用することが出来る、アレルギーとは無縁の生活を送ることができるといった、快適空間を過ごすことが出来るようになった。そう考えれば非常に未来的なのかもしれない、実感はないかもしれないが人間の技術は格段に進歩しているといえる。技術の凄さに感動を覚えたいところだが、それ以上にやはり自然の良さを忘れてはいけないのが人間にとっての鉄則だ。自然との共存無くしてこうした商品を作り出すことも出来ない、バランス良く自然買いと干渉することで人間という種は絶え間ない進化を遂げることが出来たことを誇りに思わないといけないのだが、そう思っていない人も多いかもしれない。環境論として述べるなら、天然素材ほど優れたものはないだろうと妄信的に捕われている人もいる。それもどうかと思うが、こだわりはフローリングにまで徹底して人間を感じさせない、天然素材で作ることも出来る。そうしたフローリングの事を『無垢フローリング』と呼ばれ、これが先ほどの複層フローリングの対となる『単層フローリング』となっている。

天然素材しか利用していないということもあり、その手触りや感触についても人工的な介入が施されている複層タイプにはない持ち味となっている。無垢材となるフローリングの人気も非常に高く、様々な樹種のフローリングが多く開発されているのも特徴だ。こうして記述すれば天然素材に勝るものはないと思う人もいるかもしれないが、実を言うとこうした天然素材によってアレルギーが引き起こってしまうという事態に苛まれる人もいる。この件については後ほど詳しく記述するので、まずは無垢フローリングについての話を簡潔に済ませていこう。


使用されている天然素材の材料として

単層フローリングの建材として利用されている天然素材となる木材についてだが、その種類が広義な意味として『広葉樹』か『針葉樹』のどちらかを利用するという風に分かれて説明することが出来る。どちらがどのような点で優れているのかというかというと、まずは広葉樹について簡単に話をしよう。

広葉樹を使用したフローリングの特徴

広葉樹とは主に葉が広く平たい樹木の事を指しており、フローリングとして利用するとしたら、重く硬いのが一番の特徴といえる。これがどのような性能を発揮するのかについてだが、強度があるということで傷に強い素材として利用されている。縮みや反りが比較的少ないというのも特徴だが、これはあくまで広葉樹としての共通した事項となる。当然それぞれの樹木で個性が出てくるので紹介を加えながら見てみよう。

オーラ(ナラ)の場合
硬木で知られているナラ樹木で、フローリングとして利用するには最適の商品とまでいわれている。木目が美しいということもあってフローロング以外の家具に、洋酒の樽としても用いられているので幅広いところで活用されている。
ブナ(ビーチ)の場合
緻密な材質となっており、堅く粘りがあることから構造材や家具として利用されている率が非常に高くなっている。
メイプルの場合
傷や衝撃に強いことで知られているメイプルは、耐摩擦性にも優れていることから高級品として市場では扱われている。利用出来れば越したことはないが、値段的に張るので懐事情で余裕があれば利用してみたいところだ。フローリング以外では楽器などにも利用されており、また木によっては『バーズアイ』と呼ばれる不規則な玉杢となっているものもある。
チークの場合
滑らかな木肌が特徴となっているもので、耐久性に特化した高級建材として知られている。寸法安定性が高く、内装材としてもそうだがそれ以外にも、船の甲板などで持ち応えている木材となっている。
ウォールナットの場合
フローリング建材としては最高水準の木材となっており、北米産の広葉樹の中ではブランドを既に確立している。耐久性にも富んでおり、落ち着きのある色合いと重圧感が人気を呼び、フローリング以外の家具にも材料として用いられている。

針葉樹を使用したフローリングの特徴

では次に針葉樹が用いられているフローリングの話をしていこう。建材としての関わりは非常に古くから継続しており、建築素材としては定番となっているものだが、フローリングとして利用すると歩行感と肌触りの良さが特徴で、素朴ながらも独特の風合いが魅力となっていることから、多くの人気を呼んでいる。具体的にどのような木材が利用されているのかというと、それは次の通りになる。

スギの場合
針葉樹としては定番中の定番で、毎年春には多くの人を大量に花粉を撒き散らしているスギだ。日本の国産ともあって建築材としては由緒ある歴史を持っている。フローリングとしてもだが、それ以外の家具にも利用されているので、日本人には良悪共の意味で付き合いが長い。
ヒノキの場合
言わずと知れた日本における木材の高級品となっているものだが、それはもちろんフローリングとして利用することも出来る。芳香に光沢はもちろん、水にも強いとあって少々値は張ることになるが一般家庭でフローリングに利用できるなら一度はと、思わせる商品だ。
アカマツの場合
聞きなれていないが、こちらも日本の代表的な木材として知られているアカマツで、構造部材にも使用されていることで業者から普段から利用されている。脂分が多く、弾力性や耐久性にも優れているので、フローリングとして加工してもその進化を余す事無く発揮してくれる。
パインの場合
針葉樹としての木材利用として代表的なものとなっているパインは、素朴な雰囲気を生み出していること、また材質が針葉樹の中でも比較的柔らかいこともあってフローリングの建材として多く利用されている。ただ伐採国や地域などによって必ずしもすべての材質などが共通しているわけではないので、産出国なども選ぶときに気になる人はそこまで深く関与して、選択するのも手かもしれない。